群馬の西端で静かにたたずむ秘境、南牧村(なんもくむら)。※長野にあるのは南牧村(ミナミマキムラ)
先日役場に行ったら、人口が1800人を切ってた…私が初めて訪れていた頃にはぎりぎり2,000人だったので、一年で100人弱のペースで人口減少が進んでいる…
そんな高齢化が進む群馬県南牧村でも、秘境ならではの魅力的なお店やスポット、たくさんありますよ!
本日訪れたのは、千歳屋食堂さん。安心するアットホームなお食事処です♪
こちらのお店で有名なのが、南牧村の炭を使った真っ黒な炭ラーメンと、炭ギョーザ!
特にギョーザは名店ともいえるほどのお味でした!
目次
南牧村ってどこにあるの?!
群馬の西端、長野は隣
南牧村は群馬県で最も西に位置する小さな村です。
ですが、火とぼし祭りといった有名なお祭り(橋の上で火のついた藁をグルングルン回しまくるフェス)、
線ヶ滝や象ヶ滝といったマイナスイオンざっくざくなスポットもあったり、黒滝山不動寺といった有名な寺社もあります。
特に滝については、たくさんの愛好家がよく写真を撮りに訪れているらしいです♪
人口減少の進む日本一の超過疎化自治体
南牧村はかつて、「日本一消滅可能性の高い自治体」として日本創生会議に名指しされ、話題となりましたが、前述の通りぐんぐん人口は減少しています。
そんな村を盛り上げようと、色々な団体や若人たちがなんやかんややっているようなので期待したいと思いますし、私としては大好きな南牧村をブログという形で紹介できたらいいなって思っています。
ちなみにかつてはコンニャク栽培で栄華を誇り、なんと村内には3店舗もパチンコ屋があったとかなかったとか。ちなみに村長は僧侶。
千歳屋食堂ってどんなお店?
お昼のみ営業の秘境食堂
そんな南牧村の数少ない飲食店のうちのひとつ、千歳屋食堂さん。
営業は基本昼のみのようで、夜は予約制らしく、地元の宴会場として使われているのでしょうか?
看板がちょっとわかりづらいので注意!
下仁田町から県道45号線をずんずん西に進んでいくと小さな看板が見えてくるので、見落とさないよーに!
見落としてしまうと、しばらくUターンできないのです…。
麺類やご飯ものが豊富なメニュー
基本的にメニューは麺類からご飯類まで揃っています。
おすすめメニューを聞いたところ、炭塩ラーメンと炭ギョーザを薦められました。速攻で注文!
漫画も豊富
出ました定番、鬼平犯科帳!この下の棚にはこれまた定番のゴルゴ13もあります。定食屋でのさいとうたかを遭遇率高すぎ。
クッキングパパと、そこに一冊だけ挟まれたザ・シェフ。とても長居したくなる工夫が、ここにはある。
白濁スープに潜む、炭の練りこまれた麺
まずは炭塩ラーメン(750円)が登場。どんなラーメンなのかそわそわ…
富山ブラックのような真っ黒なスープかと思いきや?
あらあら美しい白濁スープ。スープの下に潜む黒っぽいものが見えます笑
具材をよけて中の麺を持ち上げると…!!
黒々とした麺!!
コシがあるちぢれ麺で、白濁塩スープが絡まる絡まる。麺のインパクトに負けず劣らず、スープも旨っ!
飲み干せる一杯でした♪
もっちりジュワッ!無骨な見た目から想像できぬその旨さ!
つづいてこちらもおススメ、炭ギョーザ(420円)が到着。どうせあれでしょ、黒いだけの出オチ餃子でしょ…
でかい!想像をはるかに超えてでかい!
そして見るからにパンッパンに具材や肉汁がつまっている…ジュルリジュルリ。
お箸でもって見ると…ズシリ。結構重たい笑
そして黒光りしてるぜ…。信じられないだろ…餃子なんだぜ、これ。
一口噛むと、またびっくり!肉汁がビュビュっと顔にかかったかと思いきや、この皮もっちもちじゃないですか!
中には粗びきの豚肉やニンニク・ショーガでこれまたご飯が進みまくる!
想像のハードルを2つも3つもゆうに超えてくる。餃子の名店と呼んでもいいんじゃないでしょうか?(俺調べ)
群馬の西に眠る、逸材を見つけましたよ。
営業時間・駐車場
営業時間
千歳屋食堂さんの営業時間
- 11:30〜14:30
- 定休日:水曜日
駐車場
お店の前に10台分ほどの駐車場があります。
まとめ
想像力をはるかに超えてきた炭ギョーザ。炭ラーメンも旨いしインパクトあるけど、本当に炭ギョーザは一食の価値ありです!
ぜひ西毛に訪れる機会があれば、すこし足を延ばして南牧村の炭料理に挑戦してみてはいかがでしょうか♪
決してあなどるなかれ、南牧村。