かつては砥石、繭と生糸、そして蒟蒻で栄えた村も、今や高齢化日本一の高齢化率となった。
そんな南牧村には、清流のほとりにぽつんと道の駅オアシスなんもくがあります。
テラス席に座ると、聞こえてくるのは水の音と鳥の鳴く声。こんな素晴らしい村でも人口減少は進んでいます。
役場に訪れるたびに、入り口に掲げられた現在の人口が減っていくのはさびしい限りです。いつのまにか2,000人を割ってしまいました。。
目次
オアシスなんもくはどんな道の駅?
道の駅の構成
道の駅オアシスなんもくには、直売所と食事処があります。ただし駐車場は少なく、とてもコンパクトな道の駅です。
直売所と食事処は別棟となっており、渡り廊下でつながれています。
上の写真で向かって左が直売所、そして右の奥に小さく見えるのが食事処です。どちらの棟にも24時間トイレがあります。
こちらは野菜直売スペースですが、見てのとおり非常に小さなスペースです。
実際は反対側に同じくらいの販売スペースがありますが、それでもあまり広いスペースではありません。
ただし値段は激安です笑
なお、午後に行くとほとんど野菜が無いので、野菜がほしい方は午前中に行かれることをお勧めします。
観光案内所は無い…
だいたいどこの道の駅にも観光案内スペースがあるのですが、こちらに観光案内所らしきものはありません。
コンパクトだから仕方ないのかもしれませんが、それらしきものは観光案内看板のみ。
決して主張しない道の駅、それが道の駅オアシスなんもくなのかもしれない。滝とか石垣とか、いろいろ見るものはあるのになあ。。
川に下りることが可能
すぐそばを流れる清流への道や階段が整備されており、直接川のそばまで行くことが可能です。
BBQができそうなスペースもありますが、BBQセットの貸し出しは無いようです。もしかしたらBBQ禁止なのかも?
道の駅オアシスなんもくのおススメポイント
なんといっても空気と景色
オアシスなんもくのおすすめポイントはなんといってもその清清しい空気と景色でしょう。
食堂のテラス席はもちろん、渡り廊下からでも水の音が聞こえてきます。
ここでコンビニのおにぎりを食べたとしても、絶対おいしい。銀シャリでもきっと旨い。
あったら買うべき、とらおのパン
もし店頭に並んでいたら絶対に買っていただきたいのが、こちらの「とらおのパン」。通称とらパン。
なんでも、とらおさんという方が、すぐ近くの釜で焼いているらしい。
ひとつが300円と巣濃い高いように感じますが、持ってみるとその重量感が半端ない。
外側は香ばしくカリッと焼きあがっていますが、中はしっとりふわふわ、そして甘みのある生地が特徴なのです。
ひとつ食べればおなか一杯になるくらいの量なので、我が家では妻とわけあって食べています。
小さめですがお食事処もあります
割と豊富なメニュー
入り口近くに掲げられている「おいでなんし」とは方言で、「いらっしゃいませ」という意味らしい。
これは長野でも使われている言葉らしい。かつて南牧村は信州と上州をつなぐルートだったし、なるほど南牧村には長野の文化も多少混じっているのだろう。実に面白い。
なんだか訪れるたびにメニューやシステムがちょこちょこ変わっている気がする、こちらの食事処。現在は10時半~15時までの営業で、先払いシステムのようです。
いつのまにやら、こんなにメニューが増えていた。ざるうどん・ざるそばは550円と良心的な値段設定。
例え冷凍麺だとしても、この景色の中で食べると10倍はおいしく感じる。だから皆さん、雨が降ってない限りは外で食べてほしい。
むむ、なにやらオシャンティなデザートもある。もっと暑くなったら食べてみよう。
これが特等席だ!
京都の川床のような気分に浸れるテラス席。
ただ、なぜに会議用の長机にしたの…。さてはG20を意識したな…。
道の駅基本スペック
営業時間・定休日
9:00~17:00
アクセス
駐車場
大型車2台
小型車47台
身障者用1台
トイレ
男4
女3
身障者用1
まとめ
本当に空気と景色が素晴らしい道の駅です。川沿いのせいもあり夏はほどよく涼しいので、ぜひ避暑に行ってみてはいかがでしょうか。
また、道の駅だけではなく沢山見所もありますので、みなさま是非南牧村を宜しくお願いいたします。