烏川河川敷の「パスタ通り」はどうなったのか

高崎市は、群馬県が小麦の一大産地であることから、いわずと知れたパスタで有名な街となっています。

市内には、シャンゴ、ボンジョルノなどの歴史あるパスタ店や、最近でははらっぱなど有名なパスタ店が次々と店を構え、街に出ればたくさんのパスタ店を見かけるようになりました。(デカ盛りメニューでもよく話題にあがりますね)

そんなパスタ推しの高崎市ですが、4年ほど前にこのようなニュースがありました。

高崎市が烏川河川敷整備に本腰 「パスタ通り」でにぎわい創出(産経ニュース H27.4.10)

以下、一部抜粋です。

 高崎市は、烏川の河川敷整備と利活用に本腰を入れる。平成21年に国土交通省に認定された同市の「高松地区かわまちづくり」計画(烏川リバーサイドプラン)の変更が同省に登録されたもので、今後は堤防に“パスタ通り”やオープンカフェなどを設置、新たなにぎわいの創出を進めるという。

こちらの記事を見ますと、君が代橋から聖石橋までの延長約2kmに施設が整備され、和田橋のたもとに「展望レストハウス」、河川内施設連絡通路に「オープンカフェ等の飲食店」を複数設けるとのことです。

そして富岡市長は、「10店以上のパスタ店を並べるパスタ通りにしたい」と言っています。

このニュースを聞いてワクワクテカテカした方もいると思います(私もそう)が、これ以降パスタ通りという言葉を耳にしません。

でも正直、高崎アリーナやGメッセやら芸術劇場やらの話題性が強く、完全にパスタ通りのことは忘れていました笑

とりあえず、本記事ではパスタ通りがどのような計画だったのか改めて確認し、進捗状況を調査していきたいと思います。

パスタ通りってなに?

烏川リバーサイドプランに基づく河川整備の一部

(出典:高崎新聞HP)

高崎市は、「烏川リバーサイドプラン(旧高松地区かわまちづくり計画)」を平成27年3月に策定し、烏川沿いの整備事業の方針を示しました。

烏川リバーサイドプランを公表(高崎新聞 H27.4.9)

この事業では、国土交通省が河川維持事業として実施する護岸整備、管理用通路整備に伴い、高崎市が緑道整備やレストラン等の施設整備を実施するようです。

どんな施設計画があるのか

(出典:高崎新聞HP)

高崎市は、この烏川リバーサイドプランにおいて、主に以下の施設整備事業を計画しています。
緑道整備(右岸堤防):園路・トイレの改修やバリフリ化、休憩設備
展望レストハウス(烏川・碓氷川合流付近):「高崎レストハウス」の復活
オープンカフェ:水辺空間でのにぎわい創出

なんと、「高崎レストハウス」の復活?!私が物心ついた時にはもう無かったあのカレー店…その味を再現してくれるのなら応援したい!

ちなみにこれらの施設運営については、報道によれば「高崎商工会議所、NPO法人、地域住民、民間事業者」との連携を視野に入れるとのことですが、具体的にはどのような運営形態になるのかは不明です。
おそらく、複数の小規模店舗を市が建築し、高崎商工会議所が管理・テナント化するような形になるのではないでしょうか。

どこにできるの?

君が代橋~聖石橋の間が整備される

前述の報道の通り、烏川の君が代橋から聖石橋まで延長2km、面積60haのエリアが整備されるとのことです。

2017年に烏川かわなかみどりの広場が開園

以前ここには、高崎カントリークラブが存在していましたが、閉館に伴い平成29年に高崎市が緑地公園(烏川かわなかみどりの広場)として開園しました。
リバーサイドプラントの関係は不明ですが、場所的にはそのプラン対象地の一部となっています。

ちなみに、この広場には旧クラブハウスを改修したカフェが併設されているため、子供やペットの遊び場だけでなく、休憩施設としても利用可能です。

事業の進捗状況は?

高崎市の烏川リバーサイドプランによれば、事業年度は平成27年度から31年度(令和元年度)を予定しているとのことでした。

しかし現状では、前述のかわまち緑の広場以外に特に大きな動きは見られません。果たして今年度中にパスタ通りができるのかと言われれば、確実に不可能でしょう。

高崎市の今年度予算を確認しましたが、本事業に該当するお金は見当たりません。計画は策定したものの、地域や関連事業者との調整・調査を進めている段階のようです。

まずは社会実験(イベント)からスタート

高崎市議会では、この事業についてどんな議論になっているのか?と気になり、高崎市議会の発言記録を調査してみました。

・「烏川リバーサイドプラン」:平成28年9月定例会に進捗報告あり。以降発言無し
・「パスタ通り」:平成30年9月定例会に河川敷でのイベントが荒天で中止したため、改めてイベント実施の協議を進める旨の発言あり。以降議会にて発言無し。

上記の通り、議会でもあまり話題になっていないような…。と思いましたが、まずはイベントを実施してみて今後の進め方を検討しよう、というような動きが見られますね。

具体的にこの事業関係で昨年イベントが予定されていたとのことですが、荒天のため中止となっています。このイベントは今年度も実施されるようですので、以下簡単にご紹介させていただきます。

高崎天の川フェスティバル(令和元年7月6日開催!)

高崎市及び国土交通省は、本事業の中で進めてきた護岸整備・公園化などの施設整備を活用し、賑わいの創出・水防災意識の向上を目的としたイベント「高崎 天の川フェスティバル」を平成30年7月7日に予定していました。
そのイベント「高崎 天の川フェスティバル」が、今年度は7月6日に和田橋周辺で開催されます。今年度は無事に開催できますように!!

開催日時

昼の部と夜の部があり、それぞれお子様、大人が楽しめる内容になっているようですね♪
昼の部:11:00~18:00 (子ども縁日など)
夜の部:18:00~20:00 (天の川カウントダウンなど)

開催場所・駐車場

烏川和田橋下周辺
駐車場はもてなし広場、和田橋下駐車場の2つが案内されています。

概要

概要はこちらの高崎観光協会HPを参考にされてください。
大人も子供も楽しめるイベントになっているので、ご家族でいってみるのがいいですね♪

まとめ

残念ながらパスタ通りの実現には、まだまだ時間がかかりそうです。(議会でも話が出ないあたり、パスタ通りは既定路線ではなさげな気もしますね)

「高崎天の川フェスティバル」のようなイベントを実験的に開催しながら、有効な河川敷の活用方法を模索していくという動きになっていくのではないでしょうか。

いずれにしろ、高崎がどんどん盛り上がっていくのは嬉しいことですね♪今後の展開に期待しましょう!

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